top of page

いざ、念願の雪山撮影へ Part.3 ~遂に千畳敷へ~


ゆうきです!


念願だった雪山撮影旅blog Part.3です。


私のミスで、千畳敷カールに行けないことも危惧されましたが、たくさんの方に優しくしていただき、無事に千畳敷カールに行けることになりました。

(本当に良かったですうううううう)


本来予定していた日に千畳敷カールに行けなかったので、この日は何としてでも絶対に行かなければならない!という事で、千畳敷ロープウェイまで行くバス停 菅の台バスセンター駅に早めに到着し、13時15分出発のバスを待ちます。

(バスの出発時刻はシーズンによって異なりますので、詳しくはを中央アルプス駒ヶ岳ロープウェイさんのWebサイトをご確認ください)


この時間から上に上がる人は少ないらしく、菅の台バスセンター駅から乗車したお客さまは我々を含め2組しかおらず、到着したバスの中にも5名ほどのお客様しかいませんでした。

(千畳敷カールにいらっしゃる方の大半が登山をなさるので、この時間帯に上がると登山をするには遅いため空いていましたようです。)

(余談ですが千畳敷カールは水が豊かで、夏になると緑が生い茂りたくさんの草花が咲き乱れ、秋は紅葉で真っ赤に山が染まるのですが、そんな彩り豊かな自然が見られる7月から10月は人が沢山訪れる為混むそうです。)



バスに乗車し細い山道をうねうねと登って行きます。

道路は補正されているのですが、その道は文字通り本当に細い山道なのです。

絶対に素人の運転では対向車とすれ違うことが不可能で、カーブの時に曲がり切ることができないような道なのです。


プロの運転手さんの圧倒的運転テクニックに感動しつつ、窓から外を眺め動物がいないかウォッチングをします。

すると私が座った場所とは反対の通路に座るお客様から「あっ!エゾシカだ!!!」という声を聞こえてきました。

くううううう。悔しい。

私も絶対に動物を見つけるもんね!と諦めずに窓をじっと眺めていると、なんとなんと、お猿さんを発見!!


絶対にこの子バスに慣れているな。そして観光客が喜ぶのを分かっているな。という何ともいえない距離感で姿を見せてくれました。


もふもふの中型のお猿さんで、手に何かを持っていました。

かわいかったです。

(一瞬のことで写真が撮れなかった悔やまれます。。。)



動物に感動したり、窓を少し開けて入ってくる透き通った空気がだんだんと冷たくなっていくことを楽しんだりしていると、あっという間に30分経過。

ロープウェイ乗り口に到着です!


ロープウェイ乗車までの空き時間、乗り口にディズニーキャラクターとロープウェイのイラストが刻印された駒ヶ岳オリジナルコインが売られていること発見し、すぐさま購入しました。

ミーハーなのでもちろん課金し、clear・CLEAR DESIGNSと名前、日時をしっかり刻印しました。

こうして思い出として取って置けるので、買って本当に良かった!と今ブログを書いていて実感しています。



きゃっきゃしていると、約7分30秒で到着するロープウェイ出発時刻。

るんるんで乗り込みます!

にっこにこで非常に千畳敷に行けることが楽しみなのが伝わってきますw


あああああああ!待ちに待った、念願の雪山、千畳敷カール!

スムースにここまで来られなかった分、やっと千畳敷カールに会えるという喜びが爆発しそうです。



そして到着!!!




わああああああ

なんて綺麗なんだあああああああああああああああああああああああああああ


7分30秒が一瞬のように感じられました。。。



ロープウェイと繋がっているホテルにチェックインし、興奮を抑え、まずはお部屋に荷物を置きに行きます。


部屋から見える千畳敷カールを目にし感動と興奮が抑えられず、鞄からスノーブーツを急いで取り出し、カメラをとレンズを両手に外に向かいました!



あああああ

なんて美しくどこまでも広がっているんだあああああああああああああああああああああああああああ



そんな私の感動が詰まりに詰まった作品が「創り出ず」です。












千畳敷カールの青空は、想像よりはるかに美しく透き通り、蒼い輝きで満ちていました。

通る風に優しくつつみこまれ、とても心地よく身体の中を通り抜ていく感覚があり、何度も心が洗われました。


空気が美味しいいいいいいいいい!と何度も深呼吸をしてしまいました。


興奮していて体温が上がっていたからか、上はヒートテックにニット、スキー用のジャケットを重ね、下はジョガーパンツの上にスキー用のボトムスを重ねた格好で十分暖かかったです。

むしろ暑かったくらいです。


予報ではマイナス4度だったので、日中はお日様が出ていたとしても寒いだろうと覚悟していたのですが、暖かかったので、とても幸せな環境で撮影に集中できました。




今目を瞑っても、あの時の景色や感動が蘇ってきます。

心から感動しました。


心ゆくまで青空と雪山の撮影を思う存分させていただきました。

この後は、陽が落ちて月と星が見える時間帯までほっと一息タイムです。


お風呂に入り、夕食をいただきます。

全て美味しかったのですが、特にしゃけの横に乗っている甘い砂糖でコーティングしたくるみと、赤色の液体 いちごの飲むお酢が美味しかったです!

写真の上 真ん中に映るプリンは、山頂ホテルで頂いたらさぞ美味しいだろう!と思い、菅の台バスセンター駅の横にある観光案内所で購入したものです。

予想通り、とてつもなく美味しかったです!!

ぺろっと一瞬で食べ終わりました。



なんだかんだ色々していると、もう時刻は夜の9時。

辺りは真っ暗で、月がやっほーと元気に顔を見せてくれました。


極暖ホッカイロを身体中に貼り、ヒートテック、インナーダウンを何枚も重ね、万全の状態でカメラを手に向かいます。


いざ、夜の撮影へ!!



はじめは暗闇の中に浮かぶ月しか見えないのですが、目が慣れてくるとだんだん星も見えてきます。

東京からは見ることのできない星空に感動しつつ、三脚を立てシャッターを夢中で切って生まれた作品が「Nella Fantasia」です。




夜や暗い場所での撮影は長時間露出(シャッタースピードを長く設定し光を取り込み、暗い場所を明るく映し出すこと)に設定し、肉眼では見られない景色を切り取っていきます。

長時間露出設定だと、風などで生まれるブレが命取りになってくるので、三脚とレリーズ(カメラのシャッターを遠隔で操作する器具)を用いり撮影に挑みます。


↓一見真っ暗な写真ですが、目を凝らすとカメラの液晶の明かりと私が写っています。

これくらい真っ暗で街灯がないのです。



肉眼で見ることのができない世界を美しく切り取ってくれるカメラって本当にすごいです。

とてつもなくありがたいです。



寒いはずなのに、どこかあたたかさを感じる綺麗で柔らかい優しい空に魅了され、長い間撮影をしていました。

本当はとても寒く指が悴んでいるはずなのに、心がときめいていると全くそのような不安を感じなくなるのが不思議です。



撮影を終え部屋に戻ると、風の音が聞こえるほどの猛烈な突風が吹いてきました。

この風の中では三脚での撮影はおろか立っているのも難しかったと思うので、本当にベストなタイミングで撮影をさせていただいたこと、奇跡だったな。と今改めて実感しています。



この日は千畳敷での感動をほくほくと胸に大切にしながら、生まれて初めて、風の音を聞きながら夢の中に落ちました。



明日は東京に帰る日。

帰路につくまでのことを、ブログに書きたいと思います。



私のたくさんの感動が詰まった千畳敷での作品ですが、明日 3/29 新たに2枚発表をさせていただきたく存じます。

作品発表は自分の一部を見ていただくような感じがして、いつもどこか少し、もじもじ恥ずかしい気持ちになります。

どうかあたたかい目で見ていただけたら幸甚に存じます。



最後まで読んでいただきありがとうございます。


では、またです(^^)/~~~



Part.3

End


Comments


bottom of page